有機物分解・液化装置
专利摘要:
超高圧で食品を分解及び液化することができ、構造が簡単で、かつ精度が高く、長時間使用時においても故障が頻繁でなく、作業を容易に行うことができ、信頼性及び安全性が高い有機物分解・液化装置を提供する。本発明の一態様において、有機物分解・液化装置は、伸縮性のある密閉袋に入れた有機物を収納し、その上端壁面に第1ネジ山が形成されている処理槽と、下端壁面に、第1ネジ山に対応して第2ネジ山が形成されており、処理槽を覆い可能な蓋と、前記処理槽内に前記有機物を加圧するための水を供給するための給水手段と、処理槽内の水を加熱するための加熱手段と、処理槽を収容し、上部にレールが設けられているフレームと、前記蓋を下側から収容し、前記レールに沿って横方向に移動可能なカバーブロックと、前記蓋に結合しており、前記蓋を回転させるための上下駆動手段とを備える。 公开号:JP2011506053A 申请号:JP2010513108 申请日:2008-06-18 公开日:2011-03-03 发明作者:ホヨン リ 申请人:株式会社ディマピュアテックDima Puretech Co., Ltd.;株式会社東洋高圧; IPC主号:B01J3-04
专利说明:
[0001] 本発明は、有機物分解・液化装置に関し、より詳細には、酵素を用いて有機物を分解及び液化する装置に関する。] 背景技術 [0002] 高品質の最小加工食品への消費者のニーズが高まるにつれ、非熱処理による多様な食品加工技術が研究及び開発されている。特に、新しい食品加工技術として、低温で食品を殺菌、加工、及び調理することができる超高圧技術が注目されている。] [0003] このような、超高圧を利用した食品加工技術は、食品の物理的変化及び生化学的変化を短時間内に行うことにより発酵食品などを作るのに有用である。しかし、これを実現するための超高圧発生装置の作製が困難であり、信頼性及び安全性の確保が難しい。これにより、前記技術は、高圧気体を用いた簡単な殺菌装置などに対してのみ制限的に採用されているだけであり、食品の発酵、すなわち、食品の分解及び液化には商業的に採用できず、実験室でのみ研究されている。] [0004] 一方、このような超高圧発生装置を実現するためには、処理槽を強固な蓋で覆うことが必要である。しかし、強固な蓋は重量が大きくなることが必至であり、これにより、蓋の開閉が容易でないという問題がある。また、蓋を開閉する過程で処理槽との整列が正確でなければ円滑に動作しない可能性がある。他方、前記超高圧発生装置において、圧力パラメータである流体を所望の圧力で充填して圧力を正確に維持するためには、精密なポンプが必要になるが、ポンプでは大きな騷音が発生するという問題がある。] 発明が解決しようとする課題 [0005] 本発明は、上記の問題を解決するためのものであって、その目的は、超高圧で食品を分解及び液化することができ、構造が簡単で、かつ精度が高く、長時間使用時においても故障が頻繁でなく、作業を容易に行うことができるため、信頼性及び安全性が高く、動作過程においても騒音が少ない有機物分解・液化装置を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0006] 上記の課題を達成するための本発明の一態様において、有機物分解・液化装置は、伸縮性のある密閉袋に入れた有機物を収納し、その上端壁面に第1ネジ山が形成されている処理槽と、下端壁面に、前記第1ネジ山に対応して第2ネジ山が形成されており、前記処理槽を覆い可能な蓋と、前記処理槽内に前記有機物を加圧するための水を供給するための給水手段と、前記処理槽内の水を加熱するための加熱手段と、前記処理槽を収容し、上部にレールが設けられているフレームと、前記蓋を下側から収容し、前記レールに沿って横方向に移動可能なカバーブロックと、前記蓋に結合しており、前記蓋を回転させるための上下駆動手段とを備える。] [0007] 有機物分解・液化装置において、前記給水手段は、オイル循環システムと、入口が給水源に接続され、出口が前記処理槽に接続され、外部から供給される油圧によって吸入及び排出動作を行うオイル駆動ポンプと、前記オイル循環システムに接続され、前記油圧を発生させるソレノイドバルブとを備える。前記オイル駆動ポンプの入口側及び出口側にはチェックバルブが設けられることが好ましい。] [0008] 有機物分解・液化装置において、前記上下駆動手段は、前記蓋を回転させるためのアクチュエータと、前記カバーブロックを流体圧によって上下方向に変位させるための上下駆動シリンダとを備える。この場合、前記上下駆動シリンダにより変位する前記カバーブロックが垂直方向に昇下降できるようにガイドする昇下降ガイドと、前記カバーブロックに結合しており、前記レールに沿ってスライド可能な移動ブロックと、前記レールを支持するための移送レールガイドとがさらに備えられ、前記上下駆動シリンダが前記移送レールガイドを昇下降させることが好ましい。] 発明の効果 [0009] 本発明によれば、処理槽を用いて、例えば、魚類、海草類、野菜類、穀類、果物類、海産物、水産物などの食品や、その他、海草類のような有機物質を含む化粧品、さらに、高分子を低分子に分解することが好ましい全種類の有機物を短時間内に分解して液体状態に変えることができる。特に、処理槽を加圧する前に、処理槽の蓋を迅速かつ容易に処理槽と締結することができ、加圧中において処理槽と蓋との強固な締結構造が安定した構造を維持できるため、装置の信頼性及び安定性が高いという利点がある。併せて、精度が高い一方で、構造が簡単に作製できるため、低コストで装置を作製することができ、装置の故障を大きく低減することができる。これにより、食品工場での食品の加工にとどまらず、美容院や健康食品加工業者はもちろん、家庭でも手軽に購入して利用することができ、超高圧加工装置の応用分野を大きく拡大することができる。] 図面の簡単な説明 [0010] 本発明の第1実施形態による有機物分解・液化装置の斜視図である。 図1に示す処理槽の形態と、その周辺構成要素との間の流体の流れを示す図である。 図1の有機物分解・液化装置のA−A断面図である。 図2に示すブースタポンプの斜視図である。 図4に示すポンプ室とシリンダとの結合構造を示す断面図である。 シリンダ内に設けられるピストンの斜視図である。 図1の有機物分解・液化装置の動作を説明するための図である。 図1の有機物分解・液化装置の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による有機物分解・液化装置の斜視図である。 図9の有機物分解・液化装置のA−A断面図である。 図9の有機物分解・液化装置のB−B断面図である。 図9に示す処理槽の形態と、その周辺構成要素との間の流体の流れを示す図である。 図9の有機物分解・液化装置の動作を説明するための図である。 図9の有機物分解・液化装置の動作を説明するための図である。 図9の有機物分解・液化装置の動作を説明するための図である。 図9の有機物分解・液化装置の動作を説明するための図である。] 図1 図2 図4 図9 実施例 [0011] 以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。] [0012] 図1は、本発明の第1実施形態による有機物分解・液化装置を示す。] 図1 [0013] 本実施形態による有機物分解・液化装置は、略直方体状のハウジング30を備える。ハウジング30の前面には、装置の内部を点検できるように開閉可能なドア32が設けられている。ドア32の上部には、装置の動作条件を設定し、動作状態を表示するためのコントロールパネル34が設けられている。前記コントロールパネル34は、装置の動作条件を設定するためのキーパッドと、動作状態を表示するための液晶ディスプレイとを備える。] [0014] ハウジング30の上面には、例えば、食品材料のような被加工物を収納するための処理槽10が下方内側に設置されている。ハウジング30の上面において、処理槽10の両側には移送ガイドサポート40、50が前後方向に長く設けられており、各移送ガイドサポート40、50の内側には移送ガイドレール42、52がそれぞれ取り付けられている。移送ガイドレール42、52各々の内側には、移送ガイドレール42、52に挿入された状態で前後方向にスライド可能な移動ブロック44、54が設置されている。移送ガイドレール42、52の前端部には、移動ブロック44、54の移動範囲を限定するためのストッパ46、56が設けられている。2つの移動ブロック44、54の両方またはいずれか1つの上部には、カバーボディ60に結合するためのブラケット56が取り付けられている。] [0015] 図2は、図1に示す処理槽10の形態を示す。] 図1 図2 [0016] 好ましい実施形態において、処理槽10は、ステンレス鋼で製作され、上側に開放されたカップ状になっており、その内部に食品材料を収納する空間が一定の深さに形成されている。被加工物が収納された状態において、処理槽10は、蓋90により密閉可能である。動作過程において、処理槽10と蓋20とが互いに強固に締結できるように処理槽10の上端内周面及び蓋90の外周面には、それぞれ互いに噛合可能なネジ山が形成されている。処理槽10の内部が高圧に維持されている間に、処理槽10と蓋20との締結状態が強固に維持できるように、処理槽10と蓋20とに形成されるネジ山は四角形状に加工されることが好ましい。] [0017] 一方、処理槽10の底面には、処理槽10に圧力パラメータとして満たされる水を加熱するためのヒータ12が設置され、ヒータ12の上部には、被加工物がヒータ12と接することを防止するための隔板14が設けられている。処理槽10の外周面には、処理槽10自体を加熱することにより、処理槽10の内部に満たされる水の温度が大きく変動することを防止するためのヒータ16が取り付け設置される。ヒータ16の熱効率を向上できるように、ヒータ16が設置された処理槽10の外周面には断熱保温材を被せることが好ましい。] [0018] 処理槽10の側面及び底面には、複数の貫通孔20〜28が形成されている。第1貫通孔20には、ヒータ12が挿入されたり、該ヒータ12に給電するためのワイヤが通過する。第2貫通孔22には、処理槽10内の温度を測定するための温度センサ(図示せず)が挿入されたり、該温度センサに給電するためのワイヤが通過する。第3貫通孔24には、処理槽10内に水を供給するための給水管120が接続される。第4貫通孔26には、被加工物の分解処理が完了した後、処理槽10内の水を排出するための排水管122が接続される。第5貫通孔28には、動作初期段階において、処理槽10の内部に水を満たすときに空気を排出し、分解処理中における圧力調整のために、必要に応じて水を排出するための曲げ/リリーフ管124が接続される。] [0019] 図2に示すように、ハウジング30の内部には、処理槽10に対する給水及び排水と、処理槽10内の圧力上昇及び維持を円滑にするために、ブースタポンプ100と、オイル循環システム102と、オイルソレノイドバルブ104、106と、ドレンバルブ108と、圧力スイッチ110と、リリーフバルブ112と、ソレノイドバルブ114とをさらに備える。] 図2 [0020] ブースタポンプ100は、給水管120上に設置され、油圧を動力源として動作して、処理槽10が水で満たされた状態で水を追加供給することで処理槽10の内部を加圧する。ブースタポンプ100を動作させるための油圧は、オイルソレノイドバルブ104により生成される。より具体的には、オイルソレノイドバルブ104は、オイル循環システム102により供給されるオイルを周期的に第1流路104a及び第2流路104bに交互に供給する。ブースタポンプ100は、第1流路104aを介してオイルが供給されたとき、吸入口を介して上水源から水を吸入した後、第2流路104bを介してオイルが供給されたとき、排出口を介して、給水管120を経由して水を処理槽100に送り込む。ブースタポンプ100の吸入口及び排出口にはチェックバルブ(図示せず)が設けられているため、吸入段階では、排出口側のチェックバルブにより排出口が遮断され、排出段階では、吸入口側のチェックバルブにより吸入口が遮断される。] [0021] ドレンバルブ108は、第4貫通孔26に接続された排水管122上に設けられ、被加工物の分解処理が完了した後、処理槽10内の水を排水管122を介して排出できるようにする。] [0022] 一方、圧力スイッチ110、リリーフバルブ112、及びソレノイドバルブ114は、曲げ/リリーフ管124上に設けられる。圧力スイッチ110は、曲げ/リリーフ管124を介して伝達される処理槽10の内圧を測定してシステム制御部(図示せず)に伝達し、システム制御部は、前記測定された内圧に基づいてリリーフバルブ112及びソレノイドバルブ114を制御することができる。動作初期段階において、処理槽10の内部に水が満たされている間、そして、分解処理が完了して処理槽10内の水が排水管122を介して排出される間は、リリーフバルブ112及びソレノイドバルブ114が両方とも開放され、処理槽10内の空気がこれらバルブを介して流れる。曲げ/リリーフ管124上には、動作初期段階において、処理槽10の内部から水が溢出するかどうかを検出するためのオーバーフローセンサ128が設置される。一方、動作過程において、処理槽10の内圧が設定値より高い場合は、ソレノイドバルブ114が開放された状態でリリーフバルブ112が動作して微量の水が漏れることがある。ソレノイドバルブ114は、オイルソレノイドバルブ106により生成される油圧によって動作する。] [0023] さらに図1を参照すると、ハウジング30の上部には、処理槽10の蓋90を収容し、これを支持するためのカバーボディ60が設置されている。カバーボディ60内の前記蓋はハンドル軸62の下端が結合しており、ハンドル軸62の上端にはハンドル64が取り付けられている。カバーボディ60の上部には、ハンドルストッパ66がハンドル軸62を包むように設けられている。前記カバーボディ60は、結合部材68により移動ブロック54上のブラケット56に結合している。] 図1 [0024] ユーザが処理槽10の入口に手を入れて被加工物を積載したり取り出す間にカバーボディ60が動作するのを防止するために、ハウジング30の上部には障害物センサが設置される。一実施形態において、障害物センサは、入射光を出射し反射光を受信する信号送受信部80と、前記入射光を反射させるためのミラー82を用いて実現される。例えば、図1に示す実施形態において、信号送受信部80は、ハウジング30の前方上面において後方に向かって設けられ、ミラー82は、カバーボディ60の前面に設けられる。一実施形態において、ミラー82は、プラスチック材質の反射板で構成される。しかし、変形実施形態においては、ミラー82として別途の反射板を取り付けるのではなく、カバーボディ60の前面の一部を平坦化することによっても実現可能である。信号送受信部80から出射した光がミラー82により反射して反射光が受信された場合、システム制御部は、カバーボディ60が正常に動作できるようにする。しかし、信号送受信部80から光が出射しているのに反射光が受信されない場合、システム制御部は、ユーザの手やその他の障害物が処理槽10の入口にあると判断し、カバーボディ60の動作を中止させる。] 図1 [0025] 図3は、カバーボディ60とハウジング30との結合構造を具体的に示す。ハウジング30の内部には、装置を機構的に支持するためのフレーム36が設けられている。フレーム36の上部には、ベースブロック70を介在してベースプレート72が設けられる。ベースプレート72の略中央には処理槽10を挿入するためのホールが形成されている。処理槽10は、その外周面に形成されている段差部11を前記ホールの境界に接触させることにより、ベースプレート72に設置される。このとき、処理槽10の上端面はハウジング30の上面と同一の平面上にある。] 図3 [0026] また、上述したように、ハウジング30の上面には、移送ガイドサポート40、50と、移送ガイドレール42、52とが設けられる。そして、カバーボディ60は、結合部材68及びブラケット56により移動ブロック54に結合し、移動ブロック44、54は、移送ガイドレール42、52に挿入された状態で前後方向にスライド可能に設置される。] [0027] カバーボディ60は、下側に開放されており、その側方向の内周面には、処理槽10の上端内周面と同一のパターンで四角のネジ山が形成されているため、ハンドル64の操作により、ハンドル軸62に結合した蓋20は、カバーボディ60内においてネジ構造に従って昇下降することができる。一方、カバーボディ60の上部には、ハンドル軸62が下降したとき、蓋70が完全に下降したか否かを判断するセンサ69が設けられることが好ましい。] [0028] 一方、前記処理槽10の上端内周面のネジ構造の下側及び蓋70の下端部の隅には、面と面とが互いに緊密に当接するように面取りによる傾斜面が形成されることが好ましい。併せて、処理槽10の傾斜面には環状の凹溝が形成され、気密を維持させるOリングと、該Oリングの変形及び離脱を防止するバックアップリングとが設けられることが好ましい。] [0029] 図4は、図2に示すブースタポンプ100を示す。ブースタポンプ100において、ポンプ室150の上部には、上部マニホールド160及び下部マニホールド170により支持されるシリンダ155が設けられる。上部マニホールド160には、四隅近傍にネジ孔162が形成されており、下部マニホールド170にも、これに対応してネジ孔が形成されているため、シリンダ155を上部マニホールド160と下部マニホールド170との間に挿入した状態でボルト198及びナット199を締結して、シリンダ155と、上部マニホールド160及び下部マニホールド170とを結合させることができる。シリンダ155の一側面には、上下方向に内外部を貫通するスロット157が形成されているため、後述するピストンの突出棒192が前記スロット157を介してシリンダ155の外部に露出できるようになっている。一方、シリンダ155の側方向には、上部マニホールド160の側面及び下部マニホールド170の側面にそれぞれ上端及び下端が結合するブラケット180が取り付けられている。ブラケット180の内側上方には第1電極182が設けられ、ブラケット180の内側下方には第2電極182が設けられる。] 図2 図4 [0030] 図5は、図4に示すポンプ室150とシリンダ155との結合構造を示す断面図であり、図6は、シリンダ155内に設けられるピストン190の斜視図である。ポンプ室150は、水を吸入するための吸入口195と、吸入された水を吐出するための吐出口196とを備え、吸入口195及び吐出口196には、それぞれ水の逆流を防止するためのチェックバルブ(図示せず)が設けられる。シリンダ155の上側には、第1油流出口158及び第2油流出口159が設けられている。ポンプ室150の上面には、ピストン190のプランジャ194が通過できるように貫通孔が形成されている。ピストン190は、円筒状のボディ191と、ボディ191の底面から下方に突出するように形成されたプランジャ194と、ボディ192の側面から外側方向に突出した突出棒192とを備える。] 図4 図5 図6 [0031] 前記ブースタポンプ100の動作を説明する。オイルソレノイドバルブ104の作用によるオイル循環システム102の循環油圧によってシリンダ155の上部に充填されたオイルが排出されると、油圧によってピストン191が上方に移動する。] [0032] このとき、上方に移動するピストンプランジャ194の体積だけ、水が吸入口195を介してポンプ室150の内部に流入する。ピストン191の継続的な移動により突出棒192が第1電極182と接触すると、検出信号がシステム制御部に伝達され、これに応答して、制御部は、オイルソレノイドバルブ104をスイッチングさせ、オイル循環システム102の循環油圧によってシリンダ155の上部にオイルが充填される。これにより、油圧によってピストン191が下方に移動する。このとき、下方に移動するピストンプランジャ194の体積だけ、ポンプ室150内の水が吐出口196を介して処理槽10に供給される。ピストン191の継続的な移動により突出棒192が第2電極184と接触すると、検出信号がシステム制御部に伝達され、これに応答して、制御部は、オイルソレノイドバルブ104を再びスイッチングさせ、オイル循環システム102の循環油圧によってシリンダ155の上部に充填されたオイルが排出される。この過程が繰り返されることにより、ブースタポンプ100は、処理槽10の内部を水で加圧する。] [0033] 図6及び図7を参照して、図1の有機物分解・液化装置の動作を説明する。] 図1 図6 図7 [0034] まず、分解及び液化処理が開始される前に、有機物分解・液化装置は、ハンドル軸62が上側に移動しており、カバーボディ60が後方に移送されているような初期状態にある。] [0035] この状態において、ユーザは、被加工物、すなわち、魚、海草類、野菜類、穀類、果物類、海産物、水産物、肉類、薬草類などのような食品や、化粧品を密閉袋に投入する。ここで、前記密閉袋は、例えば、ビニール袋のように、その外部の水圧を内部に伝達できるような柔軟性があれば十分である。また、処理槽10に満たされた水がその内部に流入しないように、密閉袋は、気密性を維持できる手段(例えば、ジッパー)を備えることが好ましいが、前記手段がない場合は、複数回折り畳んだり巻いたりして水が流入しないようにすることもできる。被加工物を密閉袋に投入するときには、被加工物に適した分解酵素を添加することが好ましい。分解酵素は、被加工物の種類に応じて異なる。例えば、被加工物の有効成分が蛋白質である場合は蛋白質分解酵素を使用し、被加工物の有効成分が炭水化物である場合は炭水化物分解酵素を使用する。もちろん、複数の分解酵素をともに使用してもよい。併せて、被加工物が乾燥した状態の場合、被加工物の重量の1%〜10%の水またはその他の溶媒を添加することが好ましい。このように密閉袋に被加工物を投入した後は、処理槽10の水が内部に流入しないように施した後、作業者は密閉袋を処理槽10内の底面に積載する。] [0036] その後、作業者はコントロールパネル34のキーパッドにある「スタート」ボタンを押す。ボタンの入力に応答して、システム制御部は、モータ(図示せず)を動作させて、移動ブロック44、54が移送ガイドレール42、52に沿って前方にスライドし、これにより、カバーボディ60及びハンドル組立体が前方に移送される。カバーボディ60内の蓋70の軸心が処理槽10の軸心に一致する位置に到達すると、モータ及びカバーボディ60の移送は停止する。] [0037] 図7に示すように、カバーボディ60が処理槽10の上部中央に位置する状態において、作業者は、ハンドル64を回して、ハンドル軸62に結合した蓋70をカバーボディ60内で下降させる。ハンドル64の継続的な回転により、図8に示すように、蓋70は下降し続けて処理槽10の上端内側に締結され、処理槽10の入口を閉鎖する。この過程において、処理槽10の内部に形成された傾斜面と蓋70の下端の隅に形成された傾斜面とは互いに緊密に密着するとともに、Oリングの圧縮によりさらに気密を維持し、このとき、バックアップリングは、Oリングの変形及び離脱を防止する。] 図7 図8 [0038] 次に、作業者は、コントロールパネル34のキーパッドを押圧して作業時間、圧力、温度などの作業条件を設定する。具体的な作業条件は、被加工物の種類及び用途に応じて異なる。作業時間としては、例えば、6時間〜24時間の範囲に設定され得る。圧力は、例えば、500バー(bar)〜2000バーの範囲に設定され得る。また、加工温度は、例えば、40℃〜80℃の範囲に設定され得る。] [0039] 作業者が作業条件の設定を完了し、「スタート」ボタンを押して動作開始命令を印加すると、これに応答して、システム制御部は、ドレンバルブ108を閉じてリリーフバルブ112及びソレノイドバルブ114を開放した状態において、水道水の圧力によって給水管120を介して処理槽10内に水を供給させる。図2に示してはいないが、このように、動作初期に水道水が自体の圧力によって給水管120を介して処理槽10内に水を供給させることができるように、ブースタポンプ100を迂回した流路を設け、バルブにより流路を選択的に動作させることが好ましい。水が満たされている間、処理槽10内の空気はリリーフバルブ112を介して排出される。] 図2 [0040] 処理槽10に水が満たされると、空気とともに、水が曲げ/リリーフ管124を介して排出される。このとき、オーバーフローセンサが水の溢出を検出してこれを制御部に知らせる。このときから、制御部は、リリーフバルブ112及びソレノイドバルブ114を閉じ、オイルソレノイドバルブ104を動作させて、ブースタポンプ100がオイルソレノイドバルブ104からの油圧によって水を追加供給することで処理槽10の内部を加圧する。圧力スイッチ114により検出される処理槽10の内部圧力が設定圧力に達すると、制御部は、オイルソレノイドバルブ104及びブースタポンプ100の動作を中止させ、ヒータ12、16を稼働させて処理槽10内の水と処理槽10自体を加熱する。処理槽10と水の加熱は、温度センサにより検出された温度が設定温度に達するまで継続される。] [0041] このとき、水の温度上昇に伴う水の体積の膨脹により処理槽10の内部圧力が設定圧力より高くなると、エアソレノイドバルブ114が開放されて微量の水を排出することにより、圧力を低下させる。一方、設定時間の間、圧力スイッチ110は、持続的に処理槽10の内部圧力を検出し、制御部は、この内部圧力が一定に維持されるように制御する。すなわち、内部圧力が設定圧力より基準値以上低くなると、オイルソレノイドバルブ104及びブースタポンプ100の動作を再開させて処理槽10の内部圧力を上昇させ、内部圧力が設定圧力より高くなると、再びエアソレノイドバルブ114を開放して微量の水を排出することで圧力を低下させる。一方、温度センサにより検出された温度が設定温度より基準値以上下降すると、制御部は、ヒータ12、16を動作させて水と処理槽10の温度を上昇させる。特に、本実施形態によれば、水と処理槽10自体の温度は、バランス制御され、大きな変動なく、設定温度に一定に維持可能である。] [0042] 設定された作業時間が経過すると、リリーフバルブ112及びソレノイドバルブ114が開放されて微量の水が排出され、処理槽10の内部圧力が大気圧に低下する。その後、ドレンバルブ108が開放されて処理槽10内の水が排水管124を介して排出される。このとき、リリーフバルブ112及びソレノイドバルブ114を介して空気が処理槽10の内部に流入する。] [0043] このように減圧及び排水が完了すると、コントロールパネル34のディスプレイに作業完了メッセージが表示される。次に、作業者は、ハンドル64を回して蓋70を上昇させ、これにより、蓋70は図7の実線で示された位置に復帰する。作業者がコントロールパネル34のキーパッド上の「完了」ボタンを押すと、カバーボディ60及びハンドル組立体は後方に移送され、図6の初期位置に復帰する。この状態において、作業者は処理槽10内の密閉袋を取り出して被加工物を分離することができる。] 図6 図7 [0044] 作業が完了した被加工物は、お粥のような高粘土の液体性状を有する。この性状の変化は、機械的に破壊されるのではなく、高圧下で酵素の作用が促されて化学的に低分子化したことに起因する。すなわち、本発明の有機物分解・液化装置によれば、高分子有機物が短時間内に高圧下で分解酵素の作用により低分子物質に分解される。これにより、食品や生薬の場合、消化吸収しやすい状態になり、化粧品やその他の美容製品の場合、肌への吸収及び保湿性が大きく向上する。] [0045] 図9は、本発明の第2実施形態による有機物分解・液化装置の斜視図である。] 図9 [0046] 本実施形態による有機物分解・液化装置において、ハウジング230の前面には、装置の内部を点検できるように開閉可能なドア232が設けられている。ドア232の上部には、装置の動作条件を設定し、動作状態を表示するためのコントロールパネル234が設けられている。] [0047] ハウジング230の上面には、例えば、食品材料のような被加工物を収納するための処理槽210が下方内側に設置されている。ハウジング230の上面には、処理槽の蓋250を収容かつ支持するカバーボディ240が設置されているが、前記カバーボディ240は、移送ガイドサポート260a、260bに結合した移送ガイドレール270a、270bに沿って水平方向に移動できるとともに、上下駆動エアシリンダ262及び昇下降ガイド264によって垂直方向に移動できるようになっている。このため、ガイドレール270a、270bには、カバーボディ240に連結された移動ブロック280a、280bが挿入されて水平方向にスライド可能になり、上下駆動エアシリンダ262は、圧縮及び伸張により移送ガイドサポート260a、260bを昇下降させることができる。昇下降ガイド264は、移送ガイドサポート260a、260bが正確に垂直方向に昇下降できるようにする。一方、カバーボディ240内の蓋250は、アクチュエータ252により駆動される駆動軸254に結合しているため、駆動軸254の回転によって昇下降することができる。] [0048] 本実施形態は、被加工物を大量に分解及び液化するのに適合するものであって、被加工物を運搬して処理槽に積載できるようにホイストフレーム290を備える。一実施形態において、ホイストフレーム290は、ボディフレーム230の背面から上方に延在している垂直バー292、294と、垂直バー292、294の上端を連結する水平バー296と、設置面に垂直に設けられ、水平バー296の一地点を設置面に対して支持するための支持バー298とを備える。ホイストフレーム290の水平バー296には、被加工物を運搬するためのホイスト299が設けられている。] [0049] 図10は、図9の有機物分解・液化装置のA−A断面図であり、図11は、B−B断面図である。] 図10 図11 図9 [0050] カバーボディ240は、下側に開放されており、その側方向の内周面には、処理槽210の上端内周面のネジ山と同一のパターンで四角のネジ山が形成されているため、駆動軸254の回転により、駆動軸254に結合した蓋250は、カバーボディ240内においてネジ構造に従って昇下降することができる。] [0051] ハウジング230の内部において、装置を機構的に支持するためのフレーム236にはベースプレート238が設けられる。ベースプレート238の略中央には、処理槽210を挿入するためのホールが形成されている。処理槽210は、その外周面に形成されている段差部211を前記ホールの境界に接触させることによりベースプレート238に設置される。このとき、処理槽210の上端面はハウジング230の上面と同一の平面上にある。] [0052] ベースプレート238の上方には、2つの移送ガイドサポート260が設けられるが、この移送ガイドサポート260は、ベースプレート238に設けられた上下駆動エアシリンダ262により支持されて昇下降できるようになっている。2つの昇下降ガイド264は、移送ガイドサポート260が正確に垂直方向に昇下降できるように支持する。2つの昇下降ガイド264の下端はガイドバー266により結合されており、ガイドバー266には、昇下降ガイド264が過度に上昇することを阻止するように昇下降ガイド264を支持するストッパ268が設けられている。] [0053] 一方、フレーム230の上面の下方には、カバーボディ240を左右方向に移動させるための水平駆動エアシリンダ272が設けられている。水平駆動エアシリンダ272の圧縮または伸張により、カバーボディ240は、これに結合した移送ブロック270a、270bを移送ガイドサポート260に結合した移送ガイドレール280a、280bに沿ってスライドさせながら左右に移動する。] [0054] 作業のために処理槽210に蓋230が容易に整列できるようにするために、処理槽210の上面にはガイドピン284が備えられ、カバーボディ240の底面には前記ガイドピン284が挿入可能なガイドピン挿入溝286が形成されている。] [0055] 本実施形態において、被加工物は、密閉袋に入れたまま、別途のパウチ(図示せず)に搭載され、ホイスト299により処理槽210内に投入可能である。] [0056] 図12に示すように、図9に示す処理槽210は、図2に示されたものと類似の形態及び構造を有する。処理槽210の底面には、処理槽210に圧力パラメータとして満たされる水を加熱するためのヒータ300が設置され、ヒータ300の上部には、被加工物がヒータ300と接することを防止するための隔板302が設けられている。処理槽210の外周面には、処理槽210自体を加熱することにより、処理槽210の内部に満たされる水の温度が大きく変動することを防止するためのヒータ304が取り付け設置される。ヒータ304の熱効率を上昇できるように、ヒータ304が設置された処理槽210の外周面には断熱保温材を被せることが好ましい。] 図12 図2 図9 [0057] 処理槽210の側面及び底面には、複数の貫通孔310〜320が形成されている。第1貫通孔310には、ヒータ300が挿入されたり、該ヒータ300に給電するためのワイヤが通過する。第2貫通孔312には、処理槽210内の温度を測定するための温度センサ(図示せず)が挿入されたり、該温度センサに給電するためのワイヤが通過する。第3貫通孔314には、処理槽210内に水を供給するための給水管340が接続される。第4貫通孔316には、被加工物の分解処理が完了した後、処理槽210内の水を排出するための排水管342が接続される。第5貫通孔318には、動作初期段階において、処理槽210の内部に水を満たすとき、空気などを排出するための曲げ管344が接続される。第6貫通孔320には、分解処理中における圧力調整のために、必要に応じて水を排出するためのリリーフ管346が接続される。] [0058] 給水管340には、ブースタポンプ360及びソレノイドバルブ362が設けられる。前記バルブ362は、動作初期段階において、処理槽210に水を満たすときにのみ開放され、短時間内に処理槽210に水が満たされるようにする。ブースタポンプ360は、処理槽210が水で満たされた状態で水を追加供給することで処理槽210の内部を加圧する。大容量処理という用途を勘案して、好ましい実施形態において、ブースタポンプ360としては、エアポンプが用いられる。] [0059] ドレンバルブ370は、第4貫通孔316に接続された排水管342上に設けられ、被加工物の分解処理が完了した後、処理槽210内の水が排水管342を介して排出できるようにする。] [0060] 一方、曲げ管344には、ソレノイドバルブ380、レベルセンサ382、及びチェックバルブ384が設けられる。レベルセンサ382は、稼働初期段階において、処理槽210から水が溢出するかどうかを検出してこれを制御部に知らせ、制御部は、これに基づいてソレノイドバルブ380の動作を制御する。動作初期段階において、処理槽210の内部に水が満たされている間、そして、分解処理が完了して処理槽210内の水が排水管342を介して排出されている間、ソレノイドバルブ380が開放されて処理槽210内の空気が前記バルブを介して流れるようにする。] [0061] リリーフ管346には、圧力センサ390、圧力ゲージ392、レギュレータ394、及びエアソレノイドバルブ396が設けられる。圧力センサ390は、リリーフ管346を介して伝達される処理槽210の内圧を測定してシステム制御部に伝達し、システム制御部は、前記測定された内圧に基づいてレギュレータ394及びソレノイドバルブ396を介して内圧を維持できるようにする。動作過程において、処理槽210の内圧が設定値より高い場合、ソレノイドバルブ396が開放されて微量の水が漏れ、これにより、内圧を低下させることができる。] [0062] 図9の実施形態による有機物分解・液化装置は次のように動作する。] 図9 [0063] まず、分解及び液化処理が開始される前に、有機物分解・液化装置は、図13の点線で示された状態、すなわち、カバーボディ240が図の右上側にあるような初期状態にある。] 図13 [0064] この状態において、ユーザは、被加工物、すなわち、魚、海草類、野菜類、穀類、果物類、海産物、水産物、肉類、薬草類などのような食品や、化粧品を密閉袋に投入する。ここで、前記密閉袋は、例えば、ビニール袋のように、その外部の水圧を内部に伝達できるような柔軟性があれば十分である。また、処理槽210に満たされた水がその内部に流入しないように、密閉袋は、気密性を維持できる手段(例えば、ジッパー)を備えることが好ましいが、前記手段がない場合は、複数回折り畳んだり巻いたりして水が流入しないようにすることもできる。被加工物を密閉袋に投入するときには、被加工物に適した分解酵素を添加することが好ましい。分解酵素は、被加工物の種類に応じて異なる。例えば、被加工物の有効成分が蛋白質である場合は蛋白質分解酵素を使用し、被加工物の有効成分が炭水化物である場合は炭水化物分解酵素を使用する。もちろん、複数の分解酵素をともに使用してもよい。併せて、被加工物が乾燥した状態の場合、被加工物の重量の1%〜10%の水またはその他の溶媒を添加することが好ましい。このように、密閉袋に被加工物を投入した後は、処理槽210の水が内部に流入しないように施した後、作業者は密閉袋を処理槽210内の底面に積載する。] [0065] 次に、不図示のパウチに密閉袋を入れ、その後、ホイスト299のフックにかけて上方に持ち上げた後、ホイスト299を操作してパウチを処理槽210の内部に収納する。] [0066] 次に、作業者はコントロールパネル234のキーパッドにある「スタート」ボタンを押す。ボタンの入力に応答して、システム制御部は、左右駆動エアシリンダ272を動作させて、カバーボディ240に結合した移動ブロック280a、280bを移送ガイドレール270a、270bに沿って図の左側にスライド移動させる。これにより、カバーボディ240は、処理槽210の上方に移動し、図13の実線の位置、すなわち、図14のような状態になる。] 図13 図14 [0067] 次に、上下駆動エアシリンダ262の駆動により移送ガイドサポート260a、260bが下降する。移送ガイドサポート260a、260bの下降は、図15に示すように、蓋250の下面が処理槽210の略上端に達するまで継続される。この状態において、処理槽210の上面のガイドピン284がカバーボディ240の底面に形成されているガイドピン挿入溝286に挿入され、処理槽210に蓋230が正確に整列可能である。] 図15 [0068] その後は、アクチュエータ252が動作して駆動軸254を回転させる。駆動軸254の回転により、カバーボディ240内に収納されていた蓋250が回転して、図13のように処理槽210に締結され、処理槽210を密閉させる。] 図13 [0069] この状態で被加工物の分解及び液化処理が行われるが、この過程は、上記実施形態の過程と類似しているため、その説明を省略する。] [0070] 設定された作業時間が経過し、処理槽210の減圧及び排水が完了すると、アクチュエータ252が動作して駆動軸254を回転させる。駆動軸254の回転により蓋250が回転し、図15のようにカバーボディ240内に再収納される状態になる。その後、上下駆動エアシリンダ262の駆動によって移送ガイドサポート260a、260bが上昇し、図14のような状態になる。次に、左右駆動エアシリンダ272を動作させて、カバーボディ240に結合した移動ブロック280a、280bを移送ガイドレール270a、270bに沿って図の右側にスライド移動させる。これにより、カバーボディ240は、図13の点線位置に復帰する。] 図13 図14 図15 [0071] この状態において、作業者は、ホイスト299を操作してパウチを処理槽10から取り出した後、パウチ内の密閉袋を取り出して被加工物を分離することができる。] [0072] 本発明の属する技術分野における当業者は、本発明がその技術的思想や必須的な特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施可能であることが理解できるはずである。] [0073] 例えば、各実施形態で具体的に説明した構成要素は、当該実施形態に限定されず、その他の実施形態でも採用できるものである。] [0074] 一方、図1などの図面には、装置の動作条件を設定し、動作状態を表示するためのコントロールパネルは、フレームの前面に取り付けられているものとして示されているが、前記コントロールパネルは、リモコンの形態にも作製可能である。] 図1 [0075] 他方、図1の実施形態に関連し、動作初期段階において、カバーボディは、自動的に移動して処理槽と整列されるものとして述べているが、カバーボディは、手動で移動させてもよい。] 図1 [0076] 図1に関連し、被加工物を積載したり取り出す間にカバーボディの動作を停止させるための障害物センサは、図9の実施形態にも類似の方式で適用可能である。] 図1 図9 [0077] したがって、以上に述べた実施形態は、すべての面で例示的なものであり、限定的なものではないことを理解しなければならない。本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではない、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そして、その等価概念から導き出されるすべての変更または変形された形態は、すべて本発明の範囲に属する。]
权利要求:
請求項1 伸縮性のある密閉袋に入れた有機物を収納し、その上端壁面に第1ネジ山が形成されている処理槽と、下端壁面に、前記第1ネジ山に対応して第2ネジ山が形成されており、前記処理槽を覆い可能な蓋と、前記処理槽内に前記有機物を加圧するための水を供給するための給水手段と、前記処理槽内の水を加熱するための加熱手段と、前記処理槽を収容し、上部にレールが設けられているフレームと、前記蓋を下側から収容し、前記レールに沿って横方向に移動可能なカバーブロックと、前記蓋に結合しており、前記蓋を回転させるための上下駆動手段とを備えることを特徴とする有機物分解・液化装置。 請求項2 前記給水手段が、オイル循環システムと、入口が給水源に接続され、出口が前記処理槽に接続され、外部から供給される油圧によって吸入及び排出動作を行うオイル駆動ポンプと、前記オイル循環システムに接続され、前記油圧を発生させるソレノイドバルブとを備えることを特徴とする請求項1に記載の有機物分解・液化装置。 請求項3 前記オイル駆動ポンプの入口側及び出口側にチェックバルブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の有機物分解・液化装置。 請求項4 前記処理槽の入口に障害物が存在するか否かを検出するための障害物センサをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の有機物分解・液化装置。 請求項5 前記障害物センサが、入射光を出射し反射光を受信する信号送受信部と、前記信号送受信部に対向して設けられ、前記入射光を反射させるためのミラーとを備えることを特徴とする請求項4に記載の有機物分解・液化装置。 請求項6 前記上下駆動手段が、前記蓋を回転させるためのアクチュエータと、前記カバーブロックを流体圧によって上下方向に変位させるための上下駆動シリンダとを備えることを特徴とする請求項1に記載の有機物分解・液化装置。 請求項7 前記上下駆動シリンダにより変位する前記カバーブロックが垂直方向に昇下降できるようにガイドする昇下降ガイドをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の有機物分解・液化装置。 請求項8 前記カバーブロックに結合しており、前記レールに沿ってスライド可能な移動ブロックと、前記レールを支持するための移送レールガイドとを備え、前記上下駆動シリンダが前記移送レールガイドを昇下降させることを特徴とする請求項6に記載の有機物分解・液化装置。 請求項9 前記昇下降ガイドが複数設けられ、前記複数の昇下降ガイドの下端部が互いに結合していることを特徴とする請求項6に記載の有機物分解・液化装置。 請求項10 前記昇下降ガイドの上昇範囲を制限するためのストッパをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の有機物分解・液化装置。 請求項11 前記処理槽の上部及び前記カバーボディの下部のいずれか1つに整列させるためのガイドピンが設けられ、他の1つに、前記ガイドピンに整合するガイドピン挿入溝が形成されていることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の有機物分解・液化装置。 請求項12 前記密閉袋を前記処理槽の内部に運搬するためのホイストをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の有機物分解・液化装置。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 JP6028985B2|2016-11-24|Cooking device ES2562626T3|2016-03-07|Recipiente y sistema de suministro de peróxido de hidrógeno CN1232811C|2005-12-21|泄漏测试的方法与装置 KR101683626B1|2016-12-20|진공 포장 방법 및 진공 포장 장치 ES2556644T3|2016-01-19|Sistema de suministro de cerveza con un depósito de presión de gas ES2470336T3|2014-06-23|Dispensador de espuma que tiene un cartucho de jabón presurizado selectivamente US5442997A|1995-08-22|Automated cooking apparatus AU2012202521B2|2017-04-06|Unitized Vacuum Fryer US7891291B2|2011-02-22|Double lift tank wine press JP4573079B2|2010-11-04|真空引きによる空気抜きを行なう殺菌装置 US20070129679A1|2007-06-07|Pneumatic drive unit IL229776A|2017-06-29|Carbonation device JP3174516U|2012-03-29|冷蔵容器の断熱材を成型するための真空補助発泡装置 JP2002119460A|2002-04-23|食器洗浄機 US8166872B2|2012-05-01|Modified atmosphere for food preservation KR101978081B1|2019-05-13|지능형 음식물 조리기 US20060090427A1|2006-05-04|Refrigerator with integral vacuum sealer ES2611358T3|2017-05-08|Máquina de empaque al vacío con cámara interna de cocción ¿sous vide¿ removible y de baja temperatura JP2007507906A|2007-03-29|半導体ウエハーの高圧処理チャンバー US9676506B2|2017-06-13|Vacuum packaging and sealing appliance with liquid detection GB2143612A|1985-02-13|Automatic ultrasonic cleaning apparatus WO2005094538A3|2006-10-19|Method and apparatus for drying materials including veneers JP5863776B2|2016-02-17|容器の洗浄及び再充填の方法及び装置 KR101045107B1|2011-06-29|상부 구동식 주서기 US8267047B2|2012-09-18|Method and device for generating waves in an aquarium
同族专利:
公开号 | 公开日 WO2008156292A1|2008-12-24| KR20080112650A|2008-12-26|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 JPS5483689A|1977-11-28|1979-07-03|Siemens Ag|Pressure extracting apparatus| JPS58207931A|1982-05-28|1983-12-03|Toshiba Corp|Apparatus for opening and closing cover of pressure dissolving container| JP2007068444A|2005-09-06|2007-03-22|Toyo Koatsu Co Ltd|食品処理装置|CN104324664A|2014-11-12|2015-02-04|宁波汉商液压有限公司|一种间隙式超高压泄压阀| JP2017513692A|2014-02-26|2017-06-01|イノウェイ・カンパニー・リミテッド|超臨界加水分解抽出装置及び加水分解方法|DE4421341C1|1994-06-17|1995-10-26|Uhde Gmbh|Vorrichtung zur Erzeugung eines zur Sterilisation herangezogenen Hochdruckes| SE525457C2|2002-06-24|2005-02-22|Flow Holdings Sagl|Method for effecting a pressure change between two pressure states, a high-pressure press device and the use of a method or a high-pressure press device|KR101281817B1|2011-08-17|2013-07-04|주식회사 이노웨이|고압 식품 액화 처리 장치| CN104712759B|2013-12-13|2017-01-25|兰州凯兰德科技实业有限公司|一种高压容器堵头开/闭装置|
法律状态:
2012-03-23| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120323 | 2012-03-28| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120327 | 2012-11-14| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121113 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|